採用面接準備は出来ていますか?面接でうまくいくためのポイントを紹介します。
1.面接開始30秒で不採用が決定?!~身だしなみ~
とあるメーカーのY社長がおっしゃっていた採用NG理由です。
「〇〇さんは面接の印象はよかったけど、靴を磨いていなかったから不採用」
これは、冗談のようですが本当にあった話です。
Y社長がおっしゃるには、
「面接という大切な場所に靴も磨いてこない人は、お客様先に行く時も身だしなみに気を遣えないと思った」
確かにそのとおりですね。。。
面接に行く前に、以下の身だしなみのチェックは済んでいますか?
●靴は磨きましたか?
●ワイシャツにアイロンが掛かっていますか?
●ハンカチはしっかり持っていますか?
●髪の毛はしっかりセットしてきましたか?
●身だしなみを整えて、第一印象をマイナスでスタートしないように注意しましょう。
2.採用する側の気持ちを考える
もし、あなたが企業の社長だったら、どんな方を採用したいですか?
●仕事が出来て
●素直で
●同業界経験があって
●自社が第一志望で
●出来れば給料は抑え目で…
そんな方はなかなか採用できません。特に同業界経験者の方の採用は困難です。
だからこそ、新卒や第二新卒を含めた、未経験者の採用をする企業様がたくさんあるのです。
では、採用側はどんな人を求めているのでしょうか? それは企業様の業界や職種によって様々です。
応募する求人はどんな仕事で、どんなスキルが求められるのか、しっかり企業研究を行いましょう。
3.自己PRは、具体的な経験・成果事例を挙げる
「いい人だけれど、うちで活躍するイメージができなかった」 これは、とある面接のNG理由です。
何が足りなくて、面接官は応募者の方の活躍イメージをできなかったのでしょうか? 足りなかったものは、自己PRでの具体的な事例(裏付け)です。
例えば…
●営業職の場合は、売上実績などの数値と、そのプロセスが伝わるような事例。
●事務職であっても、どのような状況で、何を心掛けて、どのような結果になったのかが伝わるような事例。
●今までの経験と、志望する仕事で共通する内容を関連づけることで、面接官は、あなたが自社で働く姿をイメージすることができ、効果的です。
4.志望動機は、「なぜその業界?」「なぜその会社?」「なぜその職種?」を明確に!
採用面接では、経験とは別に、志望度も選考基準の一つ。 志望動機は、「業界」「会社」「職種」に対する志望動機を明確にすることが大切です。
あなたの応募企業様の業種・職種が、以下どのパターンにあたるかによって、 経験や自己アピールと、志望動機をうまく関連づけられるようにしましょう。
●同業界で同業種
●同業界で異職種
●異業界で同職種
●異業界で異職種(未経験)
5.ネガティブな退職理由の伝え方
退職理由として「給与・待遇が悪い」「上司・人間関係が悪い」 などの不満を挙げる人も多いでしょう。
しかし、面接でネガティブな理由をそのまま伝えては、採用されることはありません。
ネガティブな理由をポジティブな気持ちに変えて、面接官に伝えましょう。
また、ポジティブな気持ちで転職活動をすることで、 あなたにとって「より良い転職」を実現させましょう。
6.本気を伝える効果的な質問で自己アピール
面接時の最後に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれたことがある方は多いのではないでしょうか?
効果的な質問をすることで、やる気を伝えることが出来ます。
●「御社に中途入社で活躍されている方は、どんな方ですか?」
●「入社前に事前に勉強しておいた方が良いことなどあれば教えてください!」
●「配属先の社員の方の1日の行動スケジュールを教えてください。」…など
入社後、自分が活躍するイメージを持てるような質問は、 面接官に「御社で働きたい」という気持ちが伝わって好印象です。
7.給与や福利厚生の確認時の注意
給与や福利厚生などの待遇面は大切な確認事項。でも、採用が決まっていない面接の段階で待遇面を聞くことで、仕事内容よりも待遇面に興味があると、面接官に印象付けてしまうことがありますので、確認の仕方に注意しましょう。