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「年俸制」ってちょっと気になる……メリットって何があるのだろう?

給料を月給制か年俸制かで迷う女性

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プロスポーツ選手でお馴染みの給与制度「年俸制」

「年俸制」というと、思い浮かびやすいのは、プロ野球やサッカー選手の年収。その額は、例えばバルセロナのリオネル・メッシが約77億円、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドに至っては約95億円(共に2015年のデータ)と天文学的な数字。そのため年俸=高額のイメージを持っている人は少なくないでしょう。

この「年俸制」が、近年、国内の一般的な企業でも導入されています。基本的には「労働者と上司や社長などの話し合いにより、賃金の額を年単位で決定する制度」のことで、毎年の金額は変動する可能性があります。ただし、労働基準法により「毎月1回以上の支払いの原則」が決められているため、「月給のように毎月支給」「賞与分を差し引いて分割支給。残りはボーナス」といった支給スタイルを取り、一括で支払われることはありません。ケースとしてはまだ少ないですが、大手や外資系を中心に、導入企業は増えつつあるようです。

知っておきたい「年俸制のキホン」

年俸制を採用することによって、企業、労働者には、それぞれどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。主なものをまとめてみました。

【企業側のメリット、デメリット】
○メリット
経費の計算がしやすく、トータルコストの削減がしやすい。
支払う金額が決まっているため、金銭に関する長期的な計画や見通しが立てやすい。

○デメリット
利益が出ない・少ない、損失があった場合でも1年間は給料を下げられない。
年俸の査定が難しい。

【働く側のメリット、デメリット】
○メリット
成果によっては飛躍的な昇給が期待できる。
年齢や経歴に左右されず、実力で評価してもらえる。

○デメリット
実績をあげても直近の賞与に反映されない。また成果が給与に反映されるのは翌年。
逆に成果を残せない場合、年俸が減少するリスクがある。

年俸制は必ず内容を精査しておく

年俸制には、企業、労働者、どちらにも良い点、悪い点があります。企業によって年俸の内容は変わりますから、転職の際は求人票をしっかり確認しておくことが必要です。

また、「年俸制は残業代がない」わけではありません。たとえば、裁量労働制や事業場外労働についてのみなし時間制が適用される場合を除き、残業代は支給されます。

年俸制は導入され始めてからまだ日が浅く、わかりにくいことも多いと思われます。

転職エージェントでは、それらの疑問にも、企業(案件)ごとにしっかりお答えします。

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