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やっぱり気になる他人の昇給。平均ってどのくらいなんだろう?

友人の昇給額を気にする男性

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意外と知らない「定期昇給とベースアップの違い」

昇給を4月に行う企業が少なくありません。給料明細書を眺めながら喜ぶ人もいれば、ため息をつく人もいるでしょう。もし、上がったとしても、額面を見て、「自分の昇給額は、同年代に比べてどうなのだろう?」という点は気になるところではないでしょうか。

そこで、昇給の仕組みについておさらいです。まず給与が上がるケースに「定期昇給」と「ベースアップ」があります。
まず「定期昇給」は、年齢や勤続年数に応じて給与が上がることをいいます。

これに対して「ベースアップ」は、定期昇給のベースとなる基本給の水準そのものを引き上げるものです。

たとえば、30歳で基本給(残業手当などの手当を除いた金額)が月30万円、1歳上がるごとに基本給が1万円上がる場合、31歳になれば給料は月31万円。ここで会社が1%のベースアップを行うと、基本給は30万3000円となり、31歳になると31万3100円に上がります。

定期昇給は、社員数や世代構成が同数であれば、企業の人件費負担は大きく変わりませんが、ベースアップは人件費総額が増えるため、企業の負担は重くなります。

今の会社の昇給制度、把握してますか?

定期昇給の平均ですが、平均はどのくらいなのでしょうか。日本経済団体連合会の調査によると、大幅なベースアップの影響で、2015年の製造業平均は8,630円(2.64%)、非製造業平均は7,937円(2.35%)という結果になっています。
とはいえ、大企業と中小企業では差があり、中小企業の平均昇給率は大企業と比べて、比較的低いとされています。具体的にいうと、昇給率は1~4%で、一般的には1.45%前後が相場。額面だと3000~5000円程度になります。また、景気の影響などで、毎年必ず定期昇給を行わない中小企業もあります。

ただし、営業職のように、職種によっては出来高制で昇給率が一気にアップするケースもあるようです。

行きたい会社の昇給制度もチェック

日頃、漫然と給料日を迎えていませんか? 自分の将来のためにも、給与明細書を見る習慣をつけておくことをおすすめします。特に定期昇給時期は、現職と平均的な会社での差を知ることができます。

 

とはいえ、福利厚生や昇給制度の詳細は、企業によって様々。採用情報や求人票だけではわからない場合も多いです。企業の事実情報をしっかり把握している転職エージェントに相談してみるのもよい方法です。

なぜ、エージェントキューブが選ばれるのか?