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仕事が大変でカフェインに頼りがちな人へ。適切な摂取量って知ってる?
仕事中の眠気はカフェインで覚醒&リフレッシュ
「眠気覚まし」や「リフレッシュ」効果を期待して、コーヒーなどからカフェインを摂る人は多いと思います。そもそもコーヒーは薬として使われ始めたそうで、その覚醒作用は昔から注目されてきました。カフェインはアルカロイドという化合物の一種で、「覚醒作用」のほかには「解熱鎮痛作用」があり、倦怠感や頭痛の軽減などが期待できます。そのため、栄養ドリンクや強壮剤、また鎮痛薬や総合感冒薬などの医薬品などに用いられています。
また、カフェインには中枢神経を刺激する作用があり、計算力や記憶力、運動能力の向上、疲労の抑制にも役立つそうです。さらに交感神経を刺激することから、コーヒーを飲むと体脂肪の燃焼を促すことが知られており、ダイエットにも最適。利尿作用はむくみも軽減してくれるとのことです。
◯カフェインの主な機能と効能
・覚醒作用
・解熱鎮痛作用
・血管拡張作用
・基礎代謝促進
・利尿作用
過剰摂取に要注意。カフェインの適正摂取量とは?
様ざまな効能が期待できるカフェインですが、やはり摂りすぎには注意が必要です。
◯カフェイン摂取のデメリット
・めまい、興奮、心拍数の増加、興奮、震え、下痢、吐き気などをもたらす
・1日300mg以上摂ると妊娠率が下がる
・副作用で頭痛、不眠症などを起こす
・カフェインが足りない場合骨粗しょう症が発生しやすくなる
カフェインはコーヒーのみならず、お茶やココア、コーラなどの食品にも多く含まれています。カフェインを摂りすぎないためにも、どのような飲み物(食べ物)に、どのくらい入っているのかを知り、摂取量をコントロールするようにしましょう。
主な飲料100ml当りに含まれるカフェイン量の目安がこちらです。
レギュラーコーヒー(浸出液):約 90mg
インスタントコーヒー :約 45mg
玉露:約120mg
煎茶:約20mg
紅茶:約30mg
ウーロン茶:約20mg
コーラ飲料:約10mg
チョコレート(100g):約60mg
http://www.berry-counseling.com/1362/
カフェインで注意したいのは、代名詞といわれるコーヒーより、玉露の方が含有量が多いということ。ついつい手が出るチョコレートも要注意。特に子供は食べ過ぎないようにさせましょう。コーヒーやお茶は1日3〜4杯を目安に、カフェインを含まない他の飲み物(麦茶やハーブティーなど)と、バランス良く摂取してください。
カフェインなしのリフレッシュ方法
もちろん、カフェインに頼らないリフレッシュ、覚醒方法もあります。
「お茶やコーヒーは苦手」「チョコレートはカロリーが気になる人」は試してみてはいかがでしょう?
◯カフェインなしでリフレッシュする方法は?
・お気に入りの音楽を聴く:音楽には疲れを癒し、気分を向上させる効果があるといわれています
・ミントガムを噛む:ミントが神経線維を刺激。また15分ガムを噛むと、噛まなかった人よりも明確で素早い判断ができるとされています
・ウォーキング:10分程度でも、歩く(体を動かす)ことは、心臓、血液、代謝に良い影響を与えます
カフェインに頼りすぎることなく、良い関係を保って仕事をしていきましょう!