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仕事はやりがい・給料どちらで選ぶ? お金じゃない仕事の報酬について
■報酬=給与の額面と思っていませんか?
給料は高いに越したことはありません。手取りの額面が大きいほど貯蓄はできますし、同じ世代の人よりも贅沢な生活ができる可能性も十分。
しかし、実際のところ楽に高給を得ることはできません。
いわゆる「年収1000万円プレイヤー」といわれる人は、一流企業や外資系でハードに働いている、抜きんでた技術や技能を身につけている、誰よりもキツイ仕事をしているなど、外からは見えない苦労と努力をしている人が少なくありません。
人知れず疲労がたまることもあるでしょうから、必ずしもすべての人にっとて、給料が高いことが=幸せとは限らないことでしょう。
■報酬の価値は人それぞれ
では、お金や地位、名声以外の「仕事の報酬」とは、どのようなものなのでしょうか?
それは目に見えないもの、存在しないものだといわれています。
たとえば多摩大学大学院教授で、工学博士・田坂広志氏の著書「仕事の報酬とは何か」によると、「目に見えない報酬」とは「能力」「仕事」「成長」だとされています。
具体的にいうと、
能力=職業人としての能力が磨かれること、仕事=いい仕事(実績)を残すこと、そして成長=働くことが、一人の人間としての人格形成につながる……のだそうです。
生活のために毎日仕事に終われていると、「何が自分に残るのだろう?」「働く意味が見えない」と思うこともあるでしょう。しかし、働くことで定年後も付き合える友人が見つかったとしたら、それもあなたにとって、素晴らしい「仕事の報酬」ではないでしょうか。
■報酬は「自分が納得できるかどうか」が大事
収入(お金)や社会的認知(役職、地位など)が、大切な「仕事の報酬」であることに違いはありません。ただし、これらは現役を離れる、転職、独立すれば失うことも多いです。
ですから一過性ではなく、自分の人生を潤す「報酬」を得られる仕事を探してみませんか。
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