転職先を探すには、どのような方法がある？

「もっとよい条件の会社で働きたい」「新しいことにチャレンジしたい」

「会社に不満がある」「今の仕事は将来が不安」

などと感じている場合、「転職」を考える人は少なくないと思います。

「終身雇用」が主流だった時代とは違い、より良い待遇や給与、やりがいや夢の実現を求めての転職は当然となっています。

今や、インターネット、フリーペーパーといった媒体を通して求人が出回り、誰でも比較的簡単に情報を入手することが可能です。求職情報を知るためのコンテンツとしては、

• 転職エージェント
• 求人専門サイト
• 希望企業のウェブサイト（採用ページ）
• ハローワーク
• 先輩、友人・知人、親戚などからの紹介
• 就職情報フリーペーパー

といったものがあります。

とはいえ、情報はあっても、なかなか思うような転職に結び付かないことがあります。

また、情報量が多くて、何から見たらよいのか、何か自分に必要な情報なのか、よくわからないという方も多いです。

そこで、希望の仕事を手に入れるための活用法を考えてみましょう。

利用者が多いのは「転職エージェント」と「求人サイト」

転職で主に利用されているのは「求人サイト」「転職エージェント」でしょう。

まず「求人サイト」ですが、リクナビNEXTやマイナビ転職といった大手から、中小のサイトまで様々なものがあります。特に大手サイトは求人数も多く、また有名企業の求人もあり、業界・職種も豊富です。求人サイトは検索機能も充実しています。自分の希望する職種、条件に合った仕事を見つけやすいといえます。

求人サイトのメリット

• 自分のペースで転職活動が可能
• 求人をピックアップし、比較検討することができる

求人サイトの デメリット

• 求人内容を鵜呑みにできないケースがある
• 不都合な条件を伏せていることもある
• 何らかの原因で高く人が集まらない企業が、何度も求人を出していることがある（離職率が高いなど）
• 企業への問い合わせはできるが、相談できる人がいない

これに対し、「転職エージェント」とは、専任のアドバイザーと相談しながら、転職希望者に最適な求人を紹介するサービスです。そのため、「転職はしたいけど、進路はまだはっきりしない」「自分には、どんな仕事が向いているのかわからない」という人には強い味方だといえます。行きたい業界、就きたい仕事が明確な人も、より的確な転職活動が可能です。

転職エージェントのメリット

• 転職のエキスパートが相談に乗ってくれる
• 転職支援サービスを無料で受けることができる
• 履歴書や経歴書といった書類の書き方、面接についてのノウハウを教えてもらえる
• エージェントが面接時間の調整、内定後の労働条件の交渉をしてくれる
• 企業には直接聞きにくいことや「ほんとのところ」をエージェントをとおして聞ける（待遇面など）

転職エージェントのデメリット

• エージェントによっては利用期間が設定されていることもある
• 内定をとれるかどうかは、担当エージェントの能力に左右される場合もある

なお、転職エージェントにもあらゆる業界・地域で展開する大手から、特定の業界や年齢層、特定地域など、何かに強いタイプの中小まで様々です。あなたに合った転職エージェント選びをすることが大切です。

より詳しい情報を知りたいなら転職エージェントへ

求人サイト、転職エージェント、どちらも長所短所がありますが、無理なく活動の幅を広げたいのであれば、転職エージェントがおすすめです。また、転職エージェントには、その会社だけのシークレット情報を保有していることもあります。

転職に不安がある、業界業種に迷いがあるなら、まずは転職エージェントに相談してみてはいかがでしょう。