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面接での質問対策『新聞スクラップ』を活用した対策方法とは?

面接での質問対策『新聞スクラップ』を活用した対策方法とは?

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就活や転職の面接時によく聞かれる、「時事問題」「ニュース」についての質問に苦手意識を持っていませんか。今までの経験や知識はもちろん、成果、実績はアピールできるのに、「新聞を読んでいますか?」「最近、気になっているニュースはありますか」と問われても、すぐに答えが出てこない。そのせいですっかりトーンダウンしてしまったという人も少なくないといいます。

新卒、転職希望者にとっては頭を悩ます質問ですが、「世界で何が起こっているか」を知り、理解していることは、社会人に必要な素養です。そこで面接を突破できるように、時事問題やニュースについての質問対処法を見て行きましょう。

面接で時事問題やニュースについて質問する意図は?

新卒、転職希望者の多くが「苦手だ」という、時事問題やニュースに関する質問には様々な意図があります。まず、普段からニュースを見聞きし、主な事件や時事問題を把握していることは、仕事をする上で社会人としての常識だとされており、その確認をするという意図があります。

また学生は、学科や専門技能に注力していれば問題ないとされる一方、社会人には職種に対する専門性、知識だけでなく、幅広い視野が求められます。さらに面接官はニュースなどに関して「あなたはどう考える?」と質問することで、その人が自分の考えや意見を持ち、それを人に伝えられるかどうか、社会人としての見識のレベルを見ようとしているのです。面接におけるニュースや時事問題対策は、筆記試験のように暗記や一夜漬けで何とかなるというものではありません。普段からニュースや情報を入手し、自分なりに理解しておくことが必要です。

情報収集には、新聞、テレビ、インターネットなどの様ざまな方法があります。まずテレビのメリットですが、ニュース番組を見れば視覚・聴覚同時に情報を把握できます。しかし、身近な事件やエンターテインメント、スポーツなど、面接においてはあまり関係のない情報が含まれているため効率が悪い場合があります。インターネットは即時性が高く、情報の多さで他媒体に勝っていますが、内容は玉石混交なので取捨選択が必要です。

最後の新聞ですが、他媒体に比べると情報に限りがあることは否めません。しかし、記事自体の内容が濃く、専門性も高いため、質問する側(筆記試験や面接)は基本的に新聞を読んでいることが多く、そこから出題されることもあるといいます。また近年の研究では、デジタル媒体より紙媒体を読む方が内容を記憶している確率が高いといわれています。ですから新聞を読むほうが、記事自体を覚えられるというメリットもあるといえるでしょう。

「新聞スクラップ」で面接力を鍛えよう

そこでおすすめしたいのが「新聞スクラップ」です。「新聞スクラップ」は、今まで新聞を読む習慣がない人にも可能な面接対策法です。人によっていろいろなやり方があるようですが、以下の方法が一般的でしょう。

  • 1:話題の記事、自分の興味や関心をひく記事を見つける
  • 2:記事を切り取ってノート(自分の使いやすいもので可)に貼りつける
  • 3:記事に目を通し、それに対する自分の考え、生じた疑問などを書く


ここで最も大切なポイントは、「記事に対して自分の意見を書くこと」です。ニュースを読むことで、「いつどこで、何が起こった(そしてこういう結果になった)」といった情報を得ることができます。

しかし、面接官が知りたいのは、その情報(ニュースや時事問題)に関する知識だけでなく、「就活・転職者はどのように思うのか。どんな意見を持ち、疑問を抱いたのか」なのです。また、この作業を通して、「記事に関しての十分な知識が備わっているかどうか」という確認も同時に行うことができます。

新聞スクラップと意見の書き出しをしておくことで、自分の考えを持ち、伝える習慣が身につきます。目指す業界・業種を問わず、気になった記事をストックしておけば、どんな質問にも柔軟に対応できます。

「新聞スクラップ」をする上でのポイント

「新聞スクラップ」をする際、たくさんの記事をスクラップしようとすると大きな負担がかかります。新聞を読みなれていない人は、早々に挫折してしまうこともあります。就活、転職活動中は何かと忙しく、時間的な制約も多いでしょうから、自分のスケジュールに応じて、スクラップの方法を変えることも大切です。

時間のない人や新聞スクラップ初心者は「毎日気になった記事を1つだけピックアップ」して、記事に対する意見や疑問を書き込みましょう。これは新聞スクラップの習慣化にも繋がります。

少し余裕が出てきたら、記事を気になる業界や政治などのカテゴリーに分けて、毎日追っていくようにしてみます。これを続けることで、選んだテーマの経過や変化を捉えることも可能です。希望する業界や職種についての記事は、確実に押さえておきたいもの。これは業界に関する質問に有効ですし、面接官に応募への意気込みを知ってもらうのにも役立ちます。
1記事からでも積み重ねていくことで、自分の考えをまとめる力は確実にアップします。新聞スクラップを習慣化して、時事問題やニュースに関する質問を攻略しましょう。

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