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「賃金カーブ」の動きを知り、自分のライフプランを考えてみよう

賃金カーブを考える

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「賃金カーブ」とは

勤務地、業種、やりがい、働きやすさ。 仕事を探すときに何を重視するかはそれぞれ異なりますが、絶対外せない条件に「賃金が高いかどうか」というのもありますね。 特に転職の場合は、前職よりも賃金が良いところという条件で探す人が多いかもしれません。

賃金について考える際には、「賃金カーブ」というものを知っておくと役に立ちます。 給与を年齢別、又は勤続年数別に並べてグラフにした時にできるカーブのことで、男性の場合は「家族を養う」という役割が重要視されていたために右肩上がりになっていくことが多かったのですが、近年、このカーブの形が緩やかに変わってきています。
賃金カーブの変化

(引用元:図5 賃金カーブ|早わかり グラフでみる長期労働統計

産業別に見る賃金カーブ

上記のグラフは一般労働者全体の平均値を年齢別に表したものですが、産業別に見たものもあります。 厚生労働省が行った平成27年賃金構造基本統計調査によると、産業別に見た場合、以下のような結果となっていました。

男性の場合

  • 金額が最も高い産業は金融業・保険業(約48万2千円)です。
  • 賃金カーブは、金融業・保険業は50~54歳をピークに一気に下降する。逆に宿泊業・飲食サービス業は全体的に緩やかなカーブとなっている

 

産業の中から何種類かピックアップしてグラフにまとめました。
男性の賃金カーブ

女性の場合

    • 金額が最も高い産業は情報通信業(約31万4千円)です。
    • 賃金カーブは男性と異なり、あまり下降せず年齢を重ねるにつれて緩やかに上昇していくことが多い

 

こちらも何種類か産業をピックアップしてグラフにまとめました。
女性の賃金カーブ
(参考:平成27年賃金構造基本統計調査 結果の概況

まとめ

賃金は業種ごとに異なるのはもちろん、年齢や役職、勤続年数によっても変わっていきます。 今より少し上がる、下がるという観点だけでなく、長く続けた場合どうなっていくか、といった長期的な視点で考えることが大切です。

また、家庭を持ちたいか、マイホームを購入する予定はあるか、といったライフプランによっても必要な賃金は変わってきます。 転職は人生にとって大きなイベントです。 この機会にライフプランを考え、その上で自分に合った転職活動を行っていきましょう。

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