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ピープルアナリティクスにおいて重要なQ12。たった12問の質問で組織分析
「ピープルアナリティクス」って?
これまでは直感や経験から、人事に関する意思決定を行う会社が大半でした。
しかし、AI技術の発達によって、職場の「人間関係」にまでも、データ分析による最適な意思決定が可能なのではないか、という発想から生み出されたのが「ピープルアナリティクス」です。
近年では、GoogleやMicrosoftといった大手企業で、従業員のキャリアを考える上でピープルアナリティクスが積極的に採用されています。
ピープルアナリティクスを採用することによって、社員それぞれの潜在能力が十分に発揮され、生産性が向上したり、採用の段階で会社にとって必要な人材を見極め、かつ適切な人員を採用することができたり、人事に関する課題が浮上した時にも、公正な解決に導くことが可能であることがメリットとして挙げられています。
ピープルアナリティクスにおける重要な12個の質問
では、まず、ピープルアナリティクスを実践するにあたって社員に対し、どのような調査・分析を行うべきなのでしょうか。
基本的には、アンケートが有効だとされています。アメリカでは、「eNPS」や「Q12」といったアンケートが利用されています。今回は、その「Q12」についてご紹介いたします。
早速ですが、この12個の質問は
Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった
の12個で、「当てはまる」の5点から「当てはまらない」の1点の間で回答し、その結果を分析する、というものです。
この結果によって人材の配属を変えたり、個人の能力開発の参考にしたりすることができ、結果として社員の幸福度を上げることにつながります。
自分のパフォーマンスをより発揮できる環境へ
せっかくやりたい仕事を見つけて就職したのに、他の社員との関係性がうまくいかない、任される仕事に納得がいかない、など、人間関係に関する悩みはつき物なのではないでしょうか。
だからといって、そのままの状況を続けるわけにもいかないですよね。
やりがいを求めて、より高度で最適な組織や環境に身を置くことも、次のライフステージをワンステップ上げる選択肢の一つかもしれません。
弊社での転職活動のご支援は、入社が「ゴール」とはとたえていません。むしろ、入社後のサポートにも力を入れており、納得のいく転職活動のご支援をお約束いたします。
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