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リーダーシップでチームを成功に導くにはタックマンモデルを知ろう

リーダーシップでチームを成功に導くにはタックマンモデルを知ろう
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人が集まっただけでは「チーム」にならない?

転職先で、少しずつ慣れてきたら新しいプロジェクトのリーダーとして期待をかけられるといったことも往々にしてあるのではないでしょうか?その中で、チームを作ったけれども、「それぞれ力のある人が集ったのに、どうして成果が出ないのだろう」と悩むリーダーは少なくないようです。その理由は、チームが有効に機能していないからだと考えられます。そこでチームを機能させるべく考えられたのが、「タックマンモデル」です。

これは、心理学者のB.W.タックマンが考案したチーム・ビルディング(組織進化)理論のひとつで、「チームが4つのステージを通過・成長し、成果を出せる状態になるプロセス」を表します。

意見の対立や衝突が結束力を生み、目的達成を促す

それでは「タックマンモデル」の各ステージと流れを見ていきましょう。

    • ・Forming(形成期)

:集まったメンバーはまだお互いのことを知らず、模索している状態。その中でチームの目標や目的と共に、それを達成するための「課題」「方法」などを考えていく。その中で、プロジェクトの趣旨や目標などを、密にコミュニケーションをとりつつ、共有することが大事です。

    • ・Storming(混乱期)

:課題解決、方法の提案などにおいて、活発なやりとりが行われる時期。各自の責任・役割によって、考えやアプローチが異なるため、そこに対立や衝突が生じる。率直な意見の交換は目的達成の促進につながるが、人格否定などの言動は避けるようにする。またこの期間が長すぎても短すぎても、お互いの信頼関係に影響が出るため、リーダーにはその見極めも重要。そのために、お酒の席だけではなく、それぞれの価値観や考え方を共有できる・確認できるような仕組みを考えていきましょう。

    • ・Norming(統一期)

:メンバーが目標やテーマを共有、それぞれの考え方を受容することで共通のルールや役割が生まれ、関係性が安定する状況。メンバーがどのように動くべきかに気づき、その中で個々の持ち味が生かされてくるのが理想。

    • ・Performing(機能・遂行期)

:チームの結束力が強くなり、有効に機能することで成果が生じる期間。メンバーも自律的に動き、さらなら向上で成功体験も増える。

    • ・Adjourning(解散期)

:プロジェクトの終了などで、チームを終結・解散する。達成感を味わう、さらに向上を目指す、自分の将来を見直すほか、メンバーそれぞれが、これからの行動を考える時期でもある。

(なお、タックマンモデルではステージを4段階としていますが、現在では「Adjourning(解散期)」を加え、5段階になっています)。

混乱期を乗り越えるのが成功のカギ

「タックマンモデル」では、メンバーと理解し合い、一体感を持つ組織を作ることが重要です。それには「混乱期」を乗り切るのが大きなポイント。また、どの段階を飛ばしても、成果を出せるチームは作れないとされているため、常に目標・目的を意識しつつ、リーダーは関わるメンバーを導いていけるようにしていくのが望ましいです。

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