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「ブレインストーミング」やり方以前の「4+α」個のルールとは?

「ブレインストーミング」やり方以前の「4+α」個のルールとは?

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「ブレインストーミング」の基本をおさらい

ブレインストーミング(brainstorming。通称ブレスト)とは、あるテーマに対し、制約なく、自由な雰囲気の中で参加者が意見を出し合い、多種多様かつ発想力豊かなアイディアを得ようとする創造性開発技法のことです。

1938年(昭和13年)、米国広告代理店BBDO社(現BBDO Worldwide Inc.)副社長アレックス・F・オズボーン氏が考案しました。語源のBrainstormはもともと「精神錯乱(脳に嵐が吹くような状態)」の意味。それに突然のひらめき、突飛なアイディアといった意味も加わり、このネーミングの基になったそうです。

「ブレスト」必須。「4+α」個の重要なルール

ブレインストーミングの目的は、問題や課題をクリアするためのアイディアを練ることです。なお、参加者には守るべきいくつかのルールがあります。

    • ・自由な発言をする

:突飛な意見、奔放な発想など、こんな発言をしたら、笑い飛ばされるのではないかと考えず、思いついたアイディアをどんどん出す。

    • ・批判をしない

:どんな内容であっても、他人の意見を批判してはいけない。批判をする
と有益なアイディアが出にくくなる。

    • ・質より量

:可能な限りアイディアを出し、数で勝負する。質の良い意見は、数多い発言の中から生まれる。時間を決めて行うと良い。

    • ・アイデアの連想・結合

:他参加者の意見を聞いて、連想したり、発想を膨らませる。またお互いのアイデアを結合し、改善・発展させる。そこから新しい意見が生まれる。

4つのルールを用いて、ブレインストーミングを確実に機能させるには、「事前に参加メンバーがルールを認識していること」「しっかりと事前準備を行い、議題を明確にしておくこと」が重要です。これができていないと、いくらブレインストーミングを行っても効果が出にくくなります。

なお、「同じ部署、同じ立場など、似たような経歴の人ばかりが参加」「参加メンバーの役職に差があり過ぎる」「その場で結論を出そうとする」といった事にもブレストを効果的に行うためには注意が必要です。

ブレストで得られる様ざまなメリット

ブレストを用いることで、様ざまなメリットが期待できます。その中から、主なものを紹介しましょう。

    • ・目的達成のきっかけ、問題の解決策や手がかりを見つけることができる。
    • ・ブレインストーミングを繰り返すことで、参加者は創造力、問題解決能力、柔軟な思考力が鍛えられる。
    • ・ブレインストーミングを介して積極的にチームでコミュニケーションを行うことで結束が強くなり、一体感や仲間意識、意思疎通の向上が図れる。
    • ・数人が自由に意見を交わすため、一人の発想では出てこなかった発想が得られ、新たなアイディアが生まれる。
    • ・個人の発想力が向上し、同時に日本人特有の発言への抵抗感が減る。
    • ・打開策が見つからず、煮詰まった状況を打破することができる。

このように、ブレインストーミングを利用することは、普段の会議やミーティングでは得られないような効果が期待できます。あなたの会社でも取り入れてみてはいかがでしょう。

      参考:

発想法

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