終身雇用が崩れる中での「管理職」の養成の必要性

昔ながらの終身雇用が完全に崩れている今、企業が意識するのはこれまで通りの在籍年数ではなく、個人が保有するスキルへと意識が変わりつあります。もちろん、個人に丸投げでは限界があり育成が必須なのは言うまでもありません。管理職は、スタッフを監督し適切な仕事を任せることで職場を円滑に機能させるキーマン。人材の個性や強みを最大限活かすためには、企業が積極的に管理職の育成を行っていくことが重要です。

管理職を育成するために知っておきたいポイント

管理職に求められるスキル

管理職育成の王道・カッツモデルによれば、必要なスキルは業務遂行能力・対人能力・概念化能力の3つ。特に、上の層に行くに従って、コンセプチュアルスキルとも呼ばれる概念化能力が重要になってくるのが特徴です。本来の業務やコミュニケーション能力はもちろん、知識や情報を的確に分析して事態の本質を見極める能力を磨く必要があるということがわかります。

管理職の育成の際、企業が行うべき施策

実務の負担が重ければ、いくら優秀な方でも能力を伸ばすことは難しいでしょう。まずは、人材の管理に向き合える時間や環境をつくることが第一歩です。その上で、OJTなどの制度などスキルを磨く支援を行い、職場外訓練についても検討することが望ましいですね。また、教育だけでなくモチベーションを保つための支援施策を整備するなど働きやすい環境を整えることで、せっかく育成した管理職の定着率を高める効果も期待されます。

会社の支えとなる社内人材を確保する

人材の育成の中でも管理職の育成は、会社としての業績を上げる要となる重要案件です。人事は、人材育成についてもっと力を入れる必要があるでしょう。ですが、育成には時間やコストが掛かることは否めません。不足する人材に関しては社内育成だけでなく、採用のアプローチを選ぶのも賢い選択です。エージェントキューブでは、入社後の活躍に着目したマッチングにこだわっています。貴社にフィットする管理職人材の採用についてもお任せください。