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企業全体での課題「組織作り」。どのように取り組んだらいい?
「組織作り」が社員のスキルやモチベーションを高める
組織作りは、業績アップ、個人のスキルアップ、モチベーションアップをはじめ、社内活性化の足がかりになるものです。しかし、所属する人間がきちんとした目的や必要性を認識しなければ、烏合の衆に過ぎません。組織の基本は、お互いの強みで相手の弱みをカバーする、それぞれの能力を生かして、一人では難しいとされる目標・目的を実現することだといえます。
また、組織での活動を通して、社員間の意思の疎通を図ることも可能です。近年は会社の飲み会より、メールやSNSでの交流に比重が置かれ、職場のコミュニケーション環境が育たないという声も少なくありません。そのような点でも、組織作りは大切であるといえるでしょう。
組織づくりにおいて必ず守りたいポイント
良い組織は、一朝一夕では構築できません。組織を構成する人たちが、それぞれの能力や長所を用いて、ひとつにまとまっていく必要があります。組織作りに欠かせない主なポイントは、以下の通りです。
- ・信頼関係の構築
:普段の会話など、お互いにコミュニケーションを取るように心掛け、「一緒に仕事ができて楽しい」「あの人がいるから、安心して働ける」という信頼を伴った、一体感ある環境を作る。皆が言いたいことを言える環境にし、上の者は「メンバーの話を聴く」ということが大事。
- ・できたことは認める、褒める
:たとえば、ある目標を達成した場合、「できて当たり前」ではなく、「できたこと」を認め、褒めるようにする。なかなか達成できない時は、頭ごなしに叱らず、励ましの言葉をかける。など。その人をやる気にさせるような取り組みが大事。
- ・情報や目標を共有する
: 組織において、理念、ビジョンなどはチームのリーダーだけが把握しているケースが多い。良い組織を作るのであれば、情報や目標は共有し、「自分たちは目標に向かって一緒に働いている」という連帯感を持たせるようにする。
人材流出を避け、新戦力を得るための組織作り
組織作りは仕事で成果をあげるだけではなく、人事面でも効力を発揮します。良い組織が出来上がれば、優秀な人材の流出を避けられる一方で、新たな戦力となる人材の獲得もしやすくなるでしょう。