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行動科学に基づいた人材採用【 STAR手法】で候補者の本質を知る

Star 手法でコンピテンシー面接をする面接官のイメージ

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「行動科学」で入社希望者の未来像を予測する

「行動科学」とは心理学・社会学・人類学・経済学・政治学・精神医学などを用いて、人間の行動を実証的に研究し、その法則性を科学的に明らかにしようとするものです。これは「ある状況下でとった行動は、同じような状況下で再び繰り返される」という考えに基づいています。候補者の性格を裏付けるために、実験や調査を行ってデータを収集、数字化することで、人間の行動を分析します。

これは就職・転職者の採用面接にも用いることが可能です。ある一つの事象において、「候補者がその時、どのような行動(行動情報)をとったか」をヒアリングすることにより、将来の動向を予測していきます。

面接で大事なことは行動情報収集

候補者の行動情報を収集する方法として「STAR手法」がよく知られています。これは過去の事象において、以下の4つの観点を元に情報を集める手法です。

  • Situation(状況):その行動をとる背景にあった状況
  • Task(職務):その状況で何を担当したのか(役割)や仕事の内容
  • Action(行動):その候補者がとった具体的な行動
  • Result(結果):行動の結果やその結果でもたらされた変化

STAR手法という名前は上記4つの情報の頭文字からきており、ある人間の行動・思考特性を読み解き、未来像を推測することができます。

候補者は面接に際し、予め回答を準備します。自社の業務に近い経験をお持ちの方ほど、「入社すればこれだけの仕事ができる」といった内容や、「将来の抱負」も言いやすく、候補者の本当の姿を知ることは難しいです。

候補者の過去を尋ねる「STAR手法」を用いれば、 事実に基づいた判断ができるため、採用面接には適しているでしょう。

社会人経験の浅い方(第二新卒など)であれば、アルバイト経験や学生時代の部活動などの取り組みをきいてみるのもよいでしょう。

「STAR手法」で優秀な人材を確保しよう。

「STAR手法」を以前紹介した「コンピテンシー面接」で活用すれば、優秀な人材を得るチャンスが増えます。なぜなら、コンピテンシー面接の核心は、候補者の現在までの行動を把握して評価・選考することにあるからです。コンピテンシー面接について知りたい方は「採用がうまくいかない‥‥今や常識のコンピテンシー面接導入してる?」の記事を参照すると良いでしょう。

このように「STAR手法」は採用面接で優秀な人材をとるためにとても重要。積極的に使っていきましょう。

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